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ヒゲ脱毛に使うレーザーだが、一言でレーザーと言ってもたくさんの種類があるんだ。クリニックによって扱っているレーザーの種類は違うから、ヒゲ脱毛をする前に、レーザーの種類について知っておいた方がいいだろう。
ここでは、ヒゲ脱毛で代表的な4種類のレーザーについて、詳しく紹介していくぜ。
レーザーに種類があると言っても、どうしてそんなに種類を分ける必要があるか、わかるやつはいるか?レーザーは、ダイオードレーザー、YAGレーザー、アレキサンドライトレーザー、メディオスターの4種類に分けられるが、これらの違いは「効果を発揮する深さ」だ。
詳しい話をすれば、それぞれのレーザーの波長が違うから、皮膚の内部にどれだけ深く届くのかという違いになる。波長が短ければ浅い部分にしか効果がでねぇけど、波長が長ければ皮膚の奥にまでレーザーが届くから、根深い毛根にも効果を発揮するってわけだ。
おおまかに言えば、野郎の根深いヒゲには、波長の長いレーザーの方が効果的だろう。だが、もちろんレーザーの違いはこれだけじゃねぇから、これから詳しい特徴を紹介してくぜ。
最初に解説していくのは「アレキサンドライトレーザー」だ。最初に紹介しておいてなんだが、これは男のヒゲには一番向かないレーザーだと言えるだろう。
4種類のレーザーの中で最も波長が短く、「755nm」という長さになっている。これは、ごく一般的な日本人の体毛には向いた長さなんだが、ヒゲ脱毛には向かねぇ。女の脱毛に向いているレーザーだと言えるだろう。一般的な体毛は、毛根の深さが2~3mmほどなんだが、男のヒゲは4~5mm。アレキサンドライトレーザーがヒゲの毛根に到達するためには、かなり出力を上げる必要があるが、わざわざアレキサンドライトレーザーを選ぶ必要もないだろう。
ただし、4種類のレーザーの中で、痛みは最も軽いと言われている。痛みに弱いヤツでも我慢できる程度だろうから、どうしても避けたいってヤツは、あえてアレキサンドライトレーザーを使うのもひとつの手だぜ。
アレキサンドライトレーザーは、日本で最も多く導入されているレーザーだ。アレキサンドライトレーザーの特徴は、ジェルを使わずに脱毛ができるということ。レーザーを照射する前に冷気が吹き出すから、ジェルを使う必要がないんだ。ジェルを使わないことのメリットは、施術時間が短くて済むってところだろう。
アレキサンドライトレーザーを使用している機種は、「ジェントルレーズ」「ジェントルマックス」「ジェントルレーズ Pro-LE」が代表だ。そしてもうひとつ、「クラリティ」という機種も紹介しようと思う。それぞれの特徴について見ていくぜ。
アレキサンドライトレーザーの代表的な機種で、日本でのシェアNo.1を誇っている。ジェントルレーズは、従来の脱毛機よりも広い範囲の照射が可能で、効率の良い脱毛が可能になるだろう。また、ヒゲの中にあるメラニン色素のみに反応して、皮膚に与えるダメージを最小限に抑えているという特徴もあるぞ。
ジェントルレーズの後に発売された機種で、ジェントルレーズとの違いは、照射する範囲をさらに広く設定できるようになったことだ。また、照射スピード自体も早くなっているから、広範囲のヒゲ脱毛でも、時間をかけずにすることができるだろう。
そして、一番の違いはヤグレーザーとアレキサンドライトレーザーの両方を出力できるということだ。施術の内容に応じて、レーザーの種類を切り替えられるってわけだな。
ジェントルシリーズの最新型だ。ジェントルレーズと比較すると、冷却装置の性能が高くなっていて、レーザーを照射する直前に冷却装置が作動するから、皮膚への負担が軽減されている。さらに、毛質に合わせた設定が細かくなり、男のヒゲにもより高い効果を発揮できるようになったんだ。
クラリティは、ジェントルマックスと同じように、アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの両方を照射できる機種だ。アジア人の肌に最も適していると言われていて、肌が弱いヤツにも高い安全性を誇っている。従来のレーザー機よりも痛みが少ないが、照射後にはヒゲが飛び出してくるほど効果が高いと言われているぜ。
次に見ていくのは「ダイオードレーザー」だぜ。ダイオードレーザーは、アレキサンドライトレーザーよりも、多少深い部分にまで届くレーザーだ。波長の長さは「840nm」という長さで、アレキサンドライトレーザーよりも、約60nmほど長い。この波長の長さはヒゲ脱毛に最適だと言われている上に、取り扱っているクリニックはかなり多いんだ。
ダイオードレーザーはジェルを塗った後に、冷却装置がついたハンドピースを肌に当てたままレーザーを照射する。ハンドピースで照射できる範囲は1センチ四方になるから、アレキサンドライトレーザーよりは照射範囲が狭くなるな。
ただし、アレキサンドライトレーザーよりも波長が長く、深い毛根にまで効果を発揮するという特徴もあるぜ。アレキサンドライトレーザーは浅めに広い範囲を脱毛するが、それに対して、ダイオードレーザーは狭く深く脱毛するってイメージだろう。
おまけに、ヒゲ脱毛のデメリットである「痛み」がそれほど強くない、というメリットもある。アレキサンドライトレーザーよりは痛みが強いが、それでも他の種類よりは軽い方だろう。
ダイオードレーザーを使用している機種は、「ライトシェア」「ライトシェア・デュエット」「ライトシェア・デザイア」の3つが代表的だろう。この3つに加えて、「メディオスター」という機種もダイオードレーザーを使っているが、この機種は少し特殊なので別に紹介しよう。最後にもうひとつ、「ベクタス」という機種についても紹介するぞ。
ライトシェアシリーズで一番早くから使われていた機種で、シリーズの中では一番古いってことになる。
古いというと脱毛効果が低いと感じるかもしれねぇけど、ライトシェアでも、最新型のライトシェア・デザイアでも、脱毛効果に変わりはないんだぜ。導入数としてはライトシェア・デュエットが多く感じられるが、ライトシェアを使っても同様の効果を得られるから安心しろよ。
冷却装置つきのハンドピースを使って脱毛するが、他のライトシェアシリーズと違い、ハンドピースは1つだけだ。そして、ライトシェアシリーズ全般に言えることだが、脱毛している途中でヒゲが膨張して飛び出してくるというのも特徴のひとつだな。
ライトシェア・デュエットは、ライトシェアの次に出た機種だ。特徴としては、小さいサイズのハンドピースと、大きいサイズのボディ用ハンドピースが用意されている点だ。ヒゲ脱毛は小さいサイズのハンドピースを使うから、ヒゲの細かいデザインもできるようになった。また、照射面が四角いから、打ち漏れが少ないってのも特徴のひとつだな。
そして、皮膚を吸引しながら脱毛をするシステムだから、痛みが少なくなったという点も特徴なんだが、これはヒゲ脱毛のハンドピースには適用されねぇ。体の脱毛をするときには、このハンドピースを使うこともできるぜ。
ライトシェア・デザイアは、ライトシェアシリーズの最新機種だ。ライトシェア・デュエットでは2種類のハンドピースが用意されていたが、ライトシェア・デザイアでは大・中・小の3種類になってるぜ。
だが、ヒゲ脱毛に使われるハンドピースは小さいサイズのものだから、ヒゲ脱毛にはあまり関係ねぇな。デュエットと比べて操作性は向上したみてぇだが、脱毛を受ける側としては、それほど変化を感じられないだろう。
ベクタスは冷却チップがついていて、ジェルをつけて脱毛を行うから、脱毛を受ける側としてはライトシェアと大差はないだろう。だが、ライトシェアよりもさらに広い範囲に照射できるという特徴がある。ただし、照射面積が広すぎるから、細かなヒゲ脱毛には向いていない機種かもしれないな。
次は「メディオスター」なんだが、これは、レーザーの種類としてはダイオードレーザーを使っている。メディオスターは「HAYABUSA」「蓄熱式脱毛」という名前で呼ばれている場合もある。メディオスターもダイオードレーザーを使用した機種だが、少し特殊だと言ったのは、脱毛のためのメカニズムが他の機種と違うからだ。
これはダイオードレーザー以外の機種にも言えることだが、メディオスター以外の機種では、毛根にある毛乳頭と毛根組織にダメージを与える。だが、メディオスターは、毛根に発毛の命令を送っている「バルジ領域」という部分にダメージを与えるんだ。バルジ領域にダメージを与えることにメリットは?というと、毛根にダメージを与えるよりも痛みが弱くなるということだろう。
そして、蓄熱式で脱毛をするという点も、ライトシェアシリーズとは違うところだ。レーザーの照射によって一瞬でダメージを与えるわけではなく、低出力の熱でじっくりとダメージを与えていくタイプの機種なんだぜ。蓄熱式であるというところも、メディオスターの痛みが少ない理由だ。メディオスター以外にも、「ソプラノ」という機種もこの仕組みを取り入れている。
ただし、メディオスターは痛みが少ないと言われるが、少しずつレーザーを当てていくから、痛みが長く続くというデメリットもある。一瞬の強い痛みを選ぶか、長く続く弱めの痛みを選ぶかって話だな。因みに、他の種類のレーザーとは効果の現れ方も違って、少しずつヒゲが薄くなっていくタイプの機種だ。蓄熱式を採用している機種には、「ソプラノ」って機種もあるぜ。あと、ライトシェアシリーズと違うところと言えば、脱毛の後にヒゲが飛び出してくることがないってところだな。
最後は「YAGレーザー」について見ていくぜ。YAGレーザーは、4つのレーザーの中で最も深いところまで到達できるレーザーだ。その波長の長さは「1,064nm」で、ダイオードレーザーに比べて224nmも長い。波長が長い分、かなり毛深いヤツのヒゲにも対応できるから、ヒゲ脱毛ならYAGレーザーを選んでおけば間違いないだろう。特に、他の種類のレーザーでヒゲ脱毛の効果が出なかったっていうヤツは、一度YAGレーザーを試してみる価値はあると思うぜ。ただし、根深いヒゲにも効果を発揮するが、その分痛みも強いタイプだ。
そして、他のレーザーと違うのは、日焼けをした肌にも使えるっていう点だろう。他のレーザーは波長が短いから、日焼けをしていると皮膚の上のメラニン色素に反応して、やけどをする危険性があった。だが、ヤグレーザーの長い波長では、浅い部分にある皮膚のメラニン色素には反応せず、毛根の中のメラニン色素にだけ反応するんだ。だから、日サロに足しげく通っているようなヤツにもうってつけだ。
ただし、他の種類のレーザーと比べたら、痛みはかなり強いから覚悟しておけよ。人にもよるが、我慢できない痛みだというヤツもいるんだ。YAGレーザーが照射されるときには、-26℃の冷却ガスが噴射されるから痛みが軽減されているというが、それでもかなり痛いことに変わりはないからな。
ヤグレーザーの機種としては、「ジェントル・ヤグ」が代表的だろう。その他に、「クールグライド・ゼオ」という機種もあるから、この2種類の機種について紹介するぜ。
ジェントル・ヤグはヤグレーザーの代表機種で、ガスによる冷却システムを搭載しているところが特徴的だ。ジェントルシリーズと同じように、レーザーを照射する直前に、皮膚に冷却ガスを吹きかける。それによって皮膚へのダメージを減らすと同時に、皮膚を麻痺させることによって痛みも軽減させている。
冷却ガスを使うから、ライトシェアシリーズのようにジェルを塗る必要はねぇ。それによって、脱毛時間の短縮が可能になっているな。
クールグライド・ゼオは、ジェントル・ヤグよりもさらに日焼けした肌に強い機種だ。どんなに肌の色が濃いヤツでも安全に脱毛ができると言われていて、ここまで日焼けに強い脱毛機が作られたのは初めてなんだぜ。
そして、クールグライド・ゼオはバルジ領域の幹細胞にダメージを与えるってところも特徴的なところだろう。幹細胞は他の細胞を活性化させたり、細胞を複製させたりするものだ。発毛の指令を出している「バルジ領域」の幹細胞にダメージを与えるから、当然高い脱毛効果を期待できるぜ。
ヒゲ脱毛に使われるレーザーの種類と、それぞれの機種について解説してきたが、クリニックでは実際にどの機種が使われているんだろうな。クリニックで使われているレーザーの種類と機種、患者が機種を選択できるかどうかも調べておいたから、その結果をまとめてみるぜ。
クリニック |
レーザーの種類 |
機種名 |
選択 |
---|---|---|---|
ゴリラクリニック |
アレキサンドライト |
ジェントルレーズ Pro-LE |
○ |
ダイオード |
ライトシェア・デュエット ライトシェアXC メディオスターNeXT PRO |
||
ヤグ |
ジェントル・ヤグ |
||
湘南美容外科クリニック |
アレキサンドライト |
ジェントルレーズ |
○ |
ダイオード |
メディオスター |
||
その他 |
オリジナル脱毛機 |
||
メンズリゼ |
ダイオード |
ライトシェア・デュエット メディオスターNeXT PRO XL |
× |
ヤグ |
ジェントル・ヤグ |
||
アリシアクリニック |
ダイオード |
ライトシェア・デュエット |
- |
KM新宿クリニック |
ダイオード |
メディオスター |
- |
新宿美容外科Men’s |
アレキサンドライト |
クラリティ |
- |
マグノリア皮膚科クリニック |
ダイオード |
機種名不明 |
- |
フェミークリニックforMEN |
アレキサンドライト |
ジェントルレーズ ジェントルマックス |
× |
ダイオード |
ライトシェア ベクタス |
||
ヤグ |
ジェントル・ヤグ |
||
渋谷美容外科クリニック |
アレキサンドライト |
ジェントルレーズ |
- |
クリニックで実際に使っているレーザー脱毛機を見てみると、やはりヒゲ脱毛に使われているのは、ダイオードレーザーが主流みたいだな。上の表で紹介した9つのクリニックを見てみると、アレキサンドライトレーザー使用が5院、ダイオードレーザー使用が7院、ヤグレーザー使用が4院となっている。
アレキサンドライトレーザーのジェントルレーズを使っているところも多いが、ダイオードレーザーと比較して元々普及している台数が多い。だから、取り扱っているクリニックが多いのも納得できるだろう。アレキサンドライトレーザーよりも普及率の低い、ダイオードレーザーを取り入れているクリニックが多いということは、ヒゲ脱毛のスタンダードはダイオードレーザーだと言えるな。
レーザーの種類を選ぶことができるクリニックもあるから、「絶対にこの機種でヒゲ脱毛をする」と固く心に決めているヤツは、機種を選べるクリニックで検討すると良いと思うぜ。
4つのレーザーについて解説してきたが、ヒゲの毛深さや肌の色によって、使えるレーザーが違うということがわかったよな。ヒゲが細くて毛深くもないってヤツなら、痛みの少ないアレキサンドライトレーザーから始めてみてもいいだろう。
ただし、一般的な濃い目のヒゲが生えるヤツは、ダイオードレーザーを選んでおいた方がいいと思うぜ。アレキサンドライトレーザーで効果がでなけりゃ、ヒゲ脱毛にかけた時間と金が無駄になっちまうからな。ダイオードレーザーなら大抵のヤツに効果が現れるだろうが、それでもヒゲがなくならねぇってヤツは、最終手段としてYAGレーザーを選ぶといいぜ。あと、日サロに行ってるヤツもYAGレーザーだ。
だが、ここで俺が解説してきた機種を把握しておけば、ヒゲ脱毛に使われている機種はほとんど網羅したようなものだ。ヒゲ脱毛を受ける前に機種の特徴を知っておけば、自分が受ける施術に対して理解を深められるだろうよ。
レーザーの種類と機種についてわかったら、次は、希望の機種を取り扱っているクリニックにカウンセリングに行ってみるんだな。カウンセリングに行けば、さらに詳しい話を聞けるから、ヒゲ脱毛検討の参考にもなるぜ!
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6部位セット 1回あたり |
5,980円 |
---|---|
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1,800円 |
3部位セット 1回あたり |
9,800円 |
---|---|
鼻下脱毛 初回 |
6,070円 |
4部位セット 1回あたり |
36,600円 |
---|---|
鼻下脱毛 初回 |
12,000円 |