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断っておくが、俺は決して電気シェーバーを否定するわけではない。電気シェーバーには電気シェーバーなりのメリットが、確かにある。カミソリと比べたときの電気シェーバーのメリットについて整理してみよう。
カミソリに比べると、電気シェーバーのほうが肌にやさしい。これは間違いない。
そもそも、カミソリでヒゲを剃るということは、ヒゲだけを剃っていることではないことに注意が必要だ。肌の表面にある角質の半分くらいを剃っている、ということを知っておこう。
カミソリを使っているヤツらの大半が、ヒゲを剃った後に肌がヒリヒリしたり赤くなったり、はたまた血が出てしまったりした経験があるはずだ。ヒゲと一緒に肌を剃っているんだから、これは当然と言えば当然なのだ。
それに対して、電気シェーバーは、そこまで肌に負担を与えない。刃が直接肌にあたっているわけではないからだ。肌への優しさという点では、カミソリよりも電気シェーバーに軍配があがるだろう。
ご存知の通り電気シェーバーは、どんな種類のものであっても、基本的にはコンパクトサイズだ。しかもスイッチ一つで作動させることができるので、非常に手軽に使えるという点は、電気シェーバーの大きなメリットだ。職場のトイレでも、無理なく使うことができるだろう。
それに対してカミソリの場合、いざ使うときにはジェルや泡を塗ったり洗い流したり、剃った後は保湿ケアを徹底したりなど、意外に面倒なものだ。手軽さという点で言えば、カミソリよりも電気シェーバーのほうが圧倒的に有利だろう。
電気シェーバーの良さを確認したところで、今度は電気シェーバーのデメリットを考えてみよう。肌にやさしい、手軽に使える、というメリットの裏には、思わぬ落とし穴があるから要注意だぞ。
君は電気シェーバーのコストを、本体価格と充電費用だけだとは思っていないか?もしそう思っているのなら、それは大いなる誤解だ。
電気シェーバーの機械の中にカミソリがセットされているのは周知の通りだが、このカミソリ、定期的に交換しないと徐々にヒゲが剃れなくなってくるのは知っているか?
通常は1~2年に一度のペースでカミソリの交換が必要だ。ちなみに、カミソリの交換には数千円を要する。意外にお金がかかるのだ。
しかも、君のように剛毛ヒゲの場合、カミソリの交換ペースはもっと早くなるだろう。下手をしたら数ヶ月に一度のペースで交換しなければ、剃った直後から青ヒゲ状態になる恐れもあるぞ。
ちなみに電気シェーバーは、購入から5年くらいでバッテリーの寿命がやってくる。バッテリーを交換するよりも、新しく本体を買ったほうが安い場合もあるので、実質的に電気シェーバー本体の寿命も5年と考えておいたほうが無難だろう。
数万円もする高価な電気シェーバーなら話は別かも知れないが、一般的に、電気シェーバーはエラや喉などの剃毛が苦手だ。電気シェーバーを使ったことがあるヤツなら、その辺、分かるだろう。
また、いかに君が剛毛ヒゲとは言っても、よく見ると細い毛もチラホラあるはずだ。この細い毛もまた、電気シェーバーが苦手とするところだ。
その点、肌にやさしくないとは言え、剃り残しが少ないという意味ではカミソリのほうが実力は上だろう。
電気シェーバーの内部構造は単純なので、少なくとも信頼のあるメーカーのものであれば、使用中に故障してしまうことはほとんどない。
とは言え、さすがは電気製品、まれに故障することがあるので注意が必要だ。
万が一電気シェーバーが故障してしまったら、前日の朝から伸び続けた青ヒゲをたくわえつつ通勤・通学しなければならないぞ。急なリスクに備えて、念のためカミソリは常備しておいたほうが良いだろうな。
繰り返すが、俺は電気シェーバーを否定するわけでは、決してない。ただし、電気シェーバーを買うヤツらに一言だけ言いたいことがある。それが、「安物は買うなよ」ということだ。
もし君が青ヒゲに悩める男ならば、安い電気シェーバーは絶対やめとけ。買ってもほとんど意味がないぞ。 どの程度の値段の商品が妥当なのかは、自分のヒゲと財布と相談して欲しいのだが、最低でも3万円台、理想は5万~6万円台の電気シェーバーは選ぶべきだろう。そして、5年に一度くらいのペースで、新しい電気シェーバーに買い替えるのだ。
そう考えると、ヒゲ脱毛と電気シェーバーでは、いったいどちらのほうが総額で高くつくんだろう?残された人生の長さから逆算して、電気シェーバーの生涯コストを計算してみることだ。また、1日5分ほど電気シェーバーを使ったとして、そこで失われる生涯の時間的ロスも考えてみたほうがいい。
ハッキリ言って俺は、どう考えても脱毛サロンでヒゲ脱毛をしたほうが合理的だと思うのだが。まあ、何を選ぶかは君の自由だ。
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